cis本「一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学」

 

f:id:rideonwave2018:20181224193618j:plain

 

 

「投資本なんかまったく参考にならないし読んでも無駄」

っていう人もこの本は買っちゃうんじゃないかなぁ~って思います。

なんつったってあの"cis"ですからね。

音速で予約して、クリスマスイブの今日、一発目読み終えました。

相場に対するスタンスがシンプルかつ正直に書かれている印象。

自分自身を投資家ではなく、その本質はどちらかといえばゲーマーでありギャンブラーであると言うcis。

相場に対するアプローチの仕方にも「攻略」とか「効率」とかいう単語がでてくる。

相場の本質とは?相場で稼ぐこととは?ということをあらためて考えさせられました。

 

以下、印象に残ったフレーズを抜粋

 

株はそもそも確率のゲームではないのだから、「バランスは取れないのが当然」

コイントスやサイコロのようにランダムがバランスよく収束していくイメージを多くの人が本能的に持っているが、そうではない。上がり続ける株は上がり、下がり続ける株は下がる

 

とりあえずありったけ買ってみようと決めた。このあいだにかかった時間は約20秒

ジェイコム誤発注事件で6億の利益。そのとき買わなかった人たちは、投資の世界ではあまり生き残っていない

 

「こんなことが起きたら、こんな展開で儲かる」みたいな仮説をいつも考えていて、アイデアを何十個かもっている

すでに常識になっているようなものではく、まだほとんどの人が考えていないもので、明確なロジックがあるもの。あるいは誰も指摘していないしロジックは不明だけど、経験則として明確な関連が認められるもの

 

企業の価値を株価が正しく反映していないと考えるよりも、株価こそが答えであり、世の中の総意として適正だとみなされている数字だと考える方が正しい

誰でも知っている情報では安定的に勝てない。信用される企業はさらに信用され、割安な株はさらに割安になる

 

新しい戦術で、数学的に考えても絶対に正しいだろうというようなものは即採用して、カメレオンのごとく打ち筋を変えていった

麻雀のネット交流会にて

 

本質的な価値は変わらないのに、空気だけでガクッと動いている。はっきりこう言えるようなときはチャンスになる

マウントゴックス事件でビットコインの価格が暴落

 

安定した道に効率の最大化は存在しない

「だから僕は専業トレーダーの道を歩んでいる。」